Q:いじめの解決に消極的だった教師がやっと動いた理由は?
A:いじめられている子どもの親が、いじめをしている親子とたたかう覚悟を決めたから。
子どもは気にかけてもらえないと意地悪をします。
娘の小学生時代のいじめの対処と結果を書いています。
悩んでいる人の参考になれば幸いです。
いじめない子どもに育てる予防法は、子どもの自己肯定感を高めること。
保護者会でやんわりと告発した
小学5年生3学期最後の保護者会で、やんわりと謙虚に、いじめの問題提起をしてみました。
「いつもお世話になっております。
1学期に娘が給食の白玉ぜんざいを食べられないことがありました。
先生に残してもいいか聞いたところ『食べなさい』と言われ食べた直後に嘔吐しました。
このことをきっかけに汚いと言われて、いじめられるようになりました。
娘はすぐに泣いてしまうので泣かないように強くなってくれればと思います。
一年間お世話になりありがとうございました」
くやしい思いを胸に秘め少し笑顔でしんみりと語りました。
保護者が学年最後の保護者会で挨拶をすることになり私がトップバッターで挨拶をしたわけです。
教師は、ぎょっとしていました。
娘が何回もいじめを訴えても軽くあしらっていた教師。
汚いと言われ筆箱などの持ち物を教室で投げまわされる屈辱。
体育帽子やなわとびを隠されたのに先生からは忘れもの扱いされ罰を受けたこと。
教師、分かっていますか?
いじめっ子にいじめの確認をして「していません」の言葉のほうを信じる教師。
こんな教師にいじめの解決をたよって信じ続けた愚かものでした。
教師は何も言いませんでした。
いじめの主犯格の母親が逃げられないと思ったのか意見を言いました。
「うちの子どもは言葉がきつめなので慣れていない子は泣いてしまうのでしょう。生きていくには、ずるいことも必要だと思っています」
要約すると、このようなことを言っていました。
ちょっと何を言っているか分かりませんでした。
謝罪の言葉もありませんでした。
他の保護者はこの場では誰を責めるということもなく、保護者会は形式的に終わりました。
私以外の保護者にもその教師は人気がなかったので、感謝の言葉も常識の範囲の形式的な言葉ばかりでした。
私的には、とりあえず、この流れで5年生は終了でかまいませんでした。
その後、しばらくして教師から謝罪の電話がありました。
クラスの生徒数人が、いじめを見た証人として先生に申し出てくれたとのこと。
保護者会に出席していた保護者の方々が自分の子どもにいじめの様子を聞いてくれたのでしょう。
子どもの自発性か保護者の進言か分かりませんがありがたいと思いました。
教師も本心はともかく対応せざるを得なくなったのでしょう。
*わかったこと:いじめ問題に証拠や証人は必須です。
以下、いじめをしない子どもに育てるには?
声かけが自己肯定感を高める
言葉の力
声かけは「あなたのことを大切だから良く見ていますよ」というメッセージです。
そして、子どもに保護者からの安心感や信頼感を与えられるものです。
また、声かけは間違った方向への抑止力と軌道修正にもなります。
子どもには良くなりたいという願望があります。
もし気付かず間違った行いをしてしまった場合にも、大人から適切な助言をもらえれば良い方向へ軌道修正できるのです。
ほめ言葉を言うきっかけ作りはお手伝いが良いと思います。
お手伝いなら「ありがとう」という言葉を子どもに自然に受け止めてもらえるでしょう。
他にも「すごいね」「上手にできたね」など必ずほめましょう。
達成感は自信を持たせてくれ、家事もスキルアップしていきます。
我が家の息子の場合(ちょっと自慢話になっております)
言霊(ことだま)
息子は知的障害(精神遅滞)がありますが、人が言うほめ言葉と悪口は区別できます。
言葉が持つエネルギーが違うのです。
「ありがとう」「上手」「助かったよ」の言葉で息子に家事力が付きました。
逆に「だめ」「残念」という言葉には悲しそうな表情で言葉を反復しています。
手伝い
成人している息子は料理や買い物の練習をしましたが、安全面において心配があり現在一人ではさせていません。
洗濯物を干す、取り込む、たたむ、収納する、食器等を洗う、拭く、収納する、掃除機をかける、ウェットシートで拭く、リサイクル品の分別をする等をその時々で手伝ってもらっています。
息子が手伝いの中で一番楽しいのはおそらくお風呂掃除です。
しかし、洗剤を使いすぎるのであまりさせられません(^_^;)
お手伝いを頼んでもしてくれないときがあります。
そういう時は疲れているときなので無理に手伝いはさせませんが、体調が良ければ口笛を吹きながら家事をこなしてくれます。
ほぼ毎日手伝いを頼んでいるのは洗濯物をたたんで収納することです。
素直なので自己肯定感が身に付き優しい子どもに育ちました。
以下、娘をいじめた子どもの考察です。
寂しい子どもがいじめをする
実例からの考察
いじめをする子どもには共通点があります。
気にかけてもらえない子どもたちです。
寂しさがいじめを誘発します。
寂しさを母親に言い出せない子どもの場合、学校で陰湿な形で不満が爆発します。
例えば、自分は長子で3番目のきょうだいが生まれた子どもの場合です。
母親は忙しそうで甘えられないので寂しいのです。
分析してみたところ娘のクラスメイトの身近な3例が共通していました。
3人とも小学1年生の頃からいじめっ子でした。
・例1 いじめっ子A君 ー 弟 ー 生まれたばかりの妹
・例2 いじめっ子B君 ー 弟 ー 生まれたばかりの妹
・例3 姉 - いじめっ子C君 ー 生まれたばかりの妹
いじめっ子は母親を好きで負担をかけたくなく自分が寂しいと言い出せないようです。
家では良い子なのかもしれません。
娘へのいじめは娘の友だちが教えてくれました。
しかし、小学5年生のいじめを軽く見ていた私は、クラス担任が指導することであり親が出る幕ではない、と何も行動に移しませんでした。
私は寂しい子どもの心理も考えました。
「いじめの事実を先生や親に話したことにより親がヒステリックになって、さらにその子どもが追い詰められストレスがたまり、いじめが悪化するのではないか」
と、いじめっ子の暴走をおそれました。
しかし、それは間違っていました。
いじめの初期対応が遅れたのです。
その結果いじめは中学校に行っても続きました。
いじめっ子に丸め込まれる担任は、いじめっ子に毅然と注意ができません。
担任によっては、いじめは解決しないのです。
もう直接いじめっ子の親に話すしか手段がないのですが、先のことを考えるともめたくなく、かなり勇気がいることでした。
いじめの対処に遠慮は無用
いじめは悪です。
いじめの芽は小さいうちに摘まないといけません。
私は判断ミスをしました。
いじめをする子どもは最早(もはや)いじめの快感から抜け出せなくなっています。
狡猾(こうかつ)なので、連絡帳にいじめのことが書かれていないかチェックしたり、いじめの口止めをしたりします。
担任が頼りにならないのでクラスの子どもは傍観者ばかりです。
小学5年生の保護者会で、やっといじめの話題を振ることができました。
いじめをした子どもの母親の一人が、
「ずるいことも必要だ」
と持論を言いました。
腹が立つよりあきれました。
担任はこの発言をスルーしました。
ひどいクラスがあったものです。
いじめをした事実がありながら、それを認めず謝罪しない親子に情けは無用です。
そういう親子は、ずうずうしいです。
わが子がいじめられていると知っても、おだやかな性格の親ほど慎重に見きわめようとするでしょう。
冷静さは必要ですが、相手はずるい親子なのでお人よしもほどほどにしましょう。
いじめをする子どもにはカウンセリングが必要
家に謝罪に来てくれた親子、電話で親だけ謝罪してきた家庭、謝罪しなかった親子と3者3様でした。
自分の子どもがいじめをしたことの原因も考えずうやむやにし、親子で謝罪するという姿勢も見せず、という親子は今幸せでしょうか?
うそを覚えた意地悪な子どもに育ち親は悩まなかったのでしょうか?
いじめをした親子は教育熱心な親子でしたが子どもの心が順調に育ったのかは疑問です。
どの職業でも1番大事なのは人柄です。
もし教師になっていたらと思うとぞっとします。
いじめっ子の親は、いじめを認めないことで我が子を守ったと思っているのかもしれません。
しかし、子どもの長い将来を考えると、親子で謝罪するという姿を子どもの脳裏に焼き付けたほうが子どものためになったと思います。
中学校でも担任に恵まれませんでしたが、校長先生が味方になってくれました。
学級崩壊させるいじめっ子を担任が怒れなかったので校長先生が味方になってくれたのです‼ 感謝‼
いじめっ子は、高校受験のプレッシャーをクラスメイトに八つ当たりしていました。
小学校から、いじめっ子のカウンセリングが必要でした。
現在の教育現場では、いじめっ子がカウンセリングを受けているケースは無いに等しいでしょう。
ぜひ加害親子にカウンセリングをすすめたいと思います。
おわりに
私は優しい人の味方でありたいです。
優しい人は心が広く芯が強いので我慢してしまいますが、我慢のし過ぎは心を壊します。
世の中には残念ながら卑怯(ひきょう)な人がいるのです。
理不尽なことに耐え過ぎないでください。
いじめられている側がいじめる側と戦う気になれば味方はできます。
大事な人を守るときは切れて良いのですよ。
強くなろう‼ たたかおう‼
私はもっと切れても良かったのかもしれないです。
いじめのニュースを見るたび助けたいと思います。
金品の要求や暴行は犯罪なので警察にすばやく通報です。
自分の子どもを守ってください‼
最後までお読みいただきありがとうございました。