ノルウェー・スウェーデン・デンマーク・フィンランド・アイスランド。北欧にはおしゃれなイメージがあり、憧れている人は多いと思います。スウェーデン発祥のIKEAに行くとステキな家具や雑貨がたくさんあり、北欧風のインテリアにしている人もいらっしゃることでしょう。
IKEAのクッションを買いましたが、わが家では浮いてしまいました(アイキャッチ画像)。
北欧は国民の幸福度が高い、教育や福祉の面で日本がまねをしたい魅力的な国々のようですよ。
教育先進国 フィンランド
北欧の中でも教育先進国と言われているのがフィンランドです。フィンランドでは、「インクルーシブ教育」が進んでいます。
インクルーシブ教育とは、障害や病気の有無、国籍や人種、宗教、性別といったさまざまな違いや課題を超えて、全ての子どもたちが同じ環境で一緒に学ぶ教育のこと。
多様な子どもたちが地域の学校に通い共に過ごすことで、自分とは異なる個性や価値観を受け入れる心を育み、誰もが活躍できる共生社会の実現を促します。
日本財団ジャーナル
nippon-foundation.or.jp
インクルーシブ教育については、検索すればたくさんの記事が紹介されています。しかし、日本では言葉そのものをまったく知らない人の方が多いのではないでしょうか? 興味のある方は「フィンランド インクルーシブ教育」と検索してみてください。
インクルーシブ教育
YouTubeでみつけた記事をごらんください。
スウェーデンでは6年生まで成績をつけない。
まだ自己調整力の低い子どもが◎や△だと評価されることの弊害を知っているから。
その代わり一人一人面談をして、何を学んだか、これからどう学ぶのかの方針を決める。
他者評価より自己評価を大事にする北欧教育を日本でも取り入れたい。
・YouTube【海外の反応傑作選】「45万人が笑った! 海外がドン引きした日本のアタオカ話www」2chウサバラ
日本人がなぜ自己肯定感が低いのか、よくわかります。幼児・児童のころから早々に、評価という無責任な烙印を押されているからです。
日本の特別支援学校はこの方式を採用
日本の特別支援学校の教育方法は、上記のスウェーデンのように、3者面談をして子ども一人一人の計画書を作成する方法です。私は息子の子育てで、地域の学校と支援学校の両方を見てきています。子どもにとってより良い方法は、支援学校のやり方、つまりはスウェーデン方式のほうだと断言できます。
一人一人の特性や夢やできること、したいことなどを理解・共有し、応援することが人を育てるということだと考えているからです。しかし、日本人は個性を認めたくないのか、間違った平等意識があるのか、全員が歩幅を合わせるようにして平均を目標に歩んでいきます。
基礎学力は大切でしょうが、そこから先は周りと同じ速さで歩く必要はないと思いますし、このやり方では全員に無理を強いていることになります。学びの習得の速さや探求心は、子どもそれぞれなのですから、周りは温かく見守れば良いのです。個人の得意や好きを伸ばすことに重点を置いたら良いと思うのです。
2024年版世界幸福度ランキング
3月20日の世界幸福デーに合わせて発表された「2024年版世界幸福度ランキング」(CNN)で、フィンランドが7年連続トップになりました。2位デンマーク 3位アイスランド 4位スウェーデン 5位イスラエル 6位オランダ 7位ノルウェー 8位ルクセンブルク 9位スイス 10位オーストラリア
5位イスラエルは、調査時にはまだ本格的な戦争に突入していませんでした。北欧諸国は高い幸福度を維持しています。日本は、参加国143ヵ国中、51位でした。
2023子育てしやすい国ランキング
U.S.Newsが発表した「子育てしやすい国ランキング」をみてみましょう。1位スウェーデン 2位ノルウェー 3位フィンランド と北欧の国が上位を占めています。日本は、参加国87ヵ国中、20位でした。
ノルウェーは消費税が高く設定されている一方、出産や子どもの学費が無料で提供されています。日本と同じく高齢化が進んでいる国ですが、高齢者向け社会保障サービスを充実させる一方で元気な高齢者の社会参加を促す取り組みも行っています。
スウェーデンは子育て支援に力を入れている国で、児童手当と両親手当の両方が支給されます。出産費用や20歳までにかかる医療費、大学の学費も無料で、病気や障害がある子どもには別途手当が支給されます。
フィンランドは教育大国として知られ、大学までは無料で教育が提供されています。学力格差を極力なくすことで国全体の力を底上げするのが狙いで、教育制度や設備が非常に充実している国です。
ファイナンシャルフィールド
financial-field.com
日本は素敵な国
北欧のような「高福祉・高負担」制度をまねしたくても、税金の使い方に透明性がなければ日本国民は納得せず、実現は難しいでしょう。国の人口・資源・地政学リスクなど、それぞれの国に個性があります。税金の使い道の比率が国によって違うのは理解できます。日本は地政学的に恵まれているため、侵略したい他国があるのは事実です。それだけ魅力的な立地の国なので、日本の平和を守るために防衛費がかかるのはやむを得ない話でしょう。
日本は自然災害が多いと言われるものの、四方を海に囲まれた水産豊かな国です。北海道から沖縄まで緯度による気候の違いで農産物の種類も豊富です。日本は自給自足ができていない国と言われていますが、第一次産業に力を入れれば改善する問題ではないでしょうか。今や第一次産業はハイテクを駆使する産業になりました。どういった仕事にしても人材がすくすくと育つことが大事であり、そのためにも教育費は国が負担する仕組みに移行するべきだと考えます。
おわりに
日本人が北欧人のような幸せを手に入れたいのならば、まねすべき点はたくさんあると思います。
高い税金については、使い方に透明性がない限り、日本では反対の声が多いでしょう。一部の権力者が血税を必要以上にふところに入れる国は民度が低く、先進国と認めたくもありません。
北欧は、女性が活躍している国です。ノルウェー・スウェーデン・フィンランド・デンマーク・アイスランドは、5ヵ国とも女性が大統領や首相になったことがある国です。日本は、この先変われるのでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございました。