始めに言いたいことは、「自分を大切にしてくれない人とは距離を置こう!」です。
自分を大切にしてくれない人とは、「自分から、時間とお金を搾取する人」のこと。
「心当たりがあったら早めに距離を置いた方が良い」と考えます。
子ども思いの親なら、子どもから時間とお金をむやみに奪わないはず。
親思いの子どもなら、親から時間とお金をむやみに奪わないはずです。
「親しき中にも礼儀あり」「親子の間にもモラルは必要」
自分が、子どもの立場から親の立場から考えたことを書きました。
自分が子どもの立場で考えたこと
自分の親
自分の親との関係を考えてみました。相性という面では父とも母とも合わないほうだったかもしれません。ただ、家族全員そろうと絶妙なバランスで母親を中心にまとまる家族でした。
私は、離れて住む一人暮らしの父親に数多く会いに行くことが親孝行だと思っていました。しかし、父親のほうは特にそれを望んでいなかったようです。援助が、父親にとっては負い目や心理的負担になっていた、というのです。借りすぎて返せなくなった心理状態とでもいいましょうか。いわゆる「気持ちが重い」状態のようです。
父親は残された人生を自由気ままに、自分の子どもに遠慮や気遣いをせずに生きていきたい人なので、実家への帰省はほどほどで大丈夫そうです。帰省する理由には、きょうだいや実家のご近所の目を気にしていたから、という部分も少なからずありました。しかし、私の父親の場合ですが、周りが思うほど帰省の回数は大事ではないようです。
もちろん、孫が小さい頃は私の帰省を歓迎してくれましたが、今、父親にとって1番大事なのは自分の時間なのです。自分の親でも近づきすぎないことが重要と理解しました。
夫の親
私は、義母の毎回1時間を超す長電話と来訪しての長話に、何十年もずーっと付き合ってきて自分の時間を失っていました。自分が年をとった今、時間の大切さに気づきました。時間とは命なのに、気づくのが遅かったです。
義母は同居家族がいて交友関係も広かったので寂しくなかったと思うのですが、悪口が多く、聞かされている私は疲弊していました。相手は義母なので話を切るタイミングにも気を遣いました。自分では頑張ったつもりでした。
しかし、自分の時間をつぶしてまで義母の長電話・長話に付き合ったところで、義母のほうは全ぜん親孝行と思っていなかった、と判明し落胆しました。義母がわがままで嫉妬深い人だったため、実母にも気を遣わせてしまっていました。
義母の長電話・長話は、〈私が義母が困っているところを助けたわけではないから〉〈私が、悪口を黙って聞いてくれる暇つぶしの相手と認識されていただけだから〉という結論にいたりましたが、義母との過ぎ去った時間を後悔してもむなしいだけです。
「話を聞いてくれてありがとう」と言ってくれる人なら良かったけれど、反面教師として学べたので、とりあえずは良しとします。私のほうも要領よく居留守をつかったり、うそをついて電話を切れば良かったのかもしれません。
距離を置く選択
①親との付き合い方に後悔しないこと
②自分の人生に後悔しないこと
二つのバランスが大事です。どちらかにかたよったらいけません。
親との関係に悩んでいるのは、無理をして我慢をして頑張りすぎているからでしょう。子どもの優しさに甘えすぎている親を突き放せないからでしょう。
例えば、自分の時間を親のために使っても、自分も楽しめて自分にとっても有意義な時間だと納得できていれば問題ないのです。親との時間が大変だったとしても、自分のためになると心から思えれば付き合う関係を続けても良いでしょう。
しかし、義務感や罪悪感のみで親とつきあっても良いことはありません。親とのつきあいは、たまに、ほどほどに、で大丈夫ですよ。
親孝行をする理由が後ろ向きならば親との関わり方を変えましょう。親子関係がうまくいっていないのなら、距離を置いたほうが親子関係が良好になると思いますよ。親から離れたほうが大事にしてもらえることもあります。
自分が親の立場で考えたこと
子どもとの共通の話題を作る
共通の話題は、ないよりはあったほうが親子の会話が増えるので、お互いの好きなことに関心を持つことは必要だと感じます。
子どもの好きなことを知っていれば、誕生日やクリスマスのプレゼントを選びやすいでしょう。または、何が欲しいのか聞いてみると、子どもが新たに興味を持っていることが分かります。無理矢理に聞き出すことはしませんが。
社会問題に触れる
雑談にニュースの話題を入れて危機管理をしましょう。最近で言うと「SNSなどで副業募集の広告が出ていても、絶対にアクセスしないよね?」という確認を子どもにとったほうが良いと思います。「怪しいから絶対にしないよ」という返事を聞くためです。
誘惑は人の心のすき間に入り込んでくるので、自分を含め常に律していないと不安です。不安を払しょくするための会話でもあります。あとは子どもを信じます。
老いては子に従え
わが家では、夫や私が子どもに手を貸してもらった時に「ありがとう」の他に「いつもすまないねぇ。助かるよ」と言うことがあります。
夫が私にすすめてきた言葉で少しふざけた感じがあるので、娘はやんわりと聞き流しています。
年とった親のプライドの高さは邪魔になるので、わが家では50代の今から謙虚な言葉の練習をしています。
おわりに
親が元気で経済的・身体的に自立しているなら親の生活に入り込まないほうが、親子関係はうまくいきます。
子どもとはお互いを尊重しあって、大切な話を気軽に話し合える仲になりたいものですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。