私の子どもは、「就労移行支援」を利用しました。満足のいくサービスではありませんでした。
令和7年10月1日より「就労選択支援」が施行されます。「就労移行支援」に不足している部分を補う新案が「就労選択支援」ということなのでしょうか?
経験した「就労移行支援」は期待したものと違いましたが、記しておこうと思います。
「就労移行支援」の利用期間は2年まで
「就労移行支援」は、サービスを利用できる期限が2年までと決められています。
「就労移行支援」とは、「一般企業」「就労継続支援A型」「就労継続支援B型」につくまでの訓練期間です。私は、『適正業種の見極めをして、就労までの面倒をみてくれる支援』だと思っていましたが違いました。
実際は、計画案に希望の支援を入れてもらっても実行してくれず、交渉しても無視をされました。計画案は市に提出するため、表向きだけは理想的な支援内容を作ってくれるのです。
A型、もしくはB型につながる支援が無いまま時は過ぎて行き、先が何も見えないことに不安が高まっていきました。2年後の居場所が決まらないのは困ります。
「就労移行支援」になった理由
令和6年度時点での改正はわかりませんが、このころは就労移行支援を通さずとも卒業後に即、A型、B型に就労できました。
私の子どもが「就労移行支援」になったのは、「就労継続支援」の就職に失敗したからです。第一希望の事業所に落ち、第二希望は合格だったのですが気になるところがあり断ってしまった結果です。
親の判断ミスなのでこの点は反省点で、学校の先生には親身になって共に就活をしてくださったことを感謝しています。
子どものために良かれと思って選んだ「就労移行支援」は、放課後等デイサービスと同じ事業所だったので良いと信じてしまったのですが、失敗でした。事業所側の準備不足の疑念がぬぐえません。新規参入の事業所は要注意でした。
「就労移行支援」に見切りをつける
「就労移行支援」は原則として賃金が支給されないらしく、子どもが労働をしても初月に一度だけお給料5千円をもらえたのみで、そのせいか、同期4人のうち2人が次々にやめていきました。
ただし、事業所によっては、働く喜びを知ってもらうことやお金の管理を勉強することを理由に賃金を出すところもあるとのことです。
子どもが通った事業所では半年経っても就労支援の動きが見えず、2年後の行く先に不安を感じた私は、1年を待たずにここの「就労移行支援」に見切りをつけました。
私は相談支援事業所の相談員さんに電話をかけ、紆余曲折ありながらも他の居場所が決まり、今は親子ともども安心できる生活を送っています。
「就労選択支援」がんばれ!
SNSで調べてみたところ、「就労移行支援事業所」は本当に評判が悪いです。合っている仕事を紹介しようとか応援する気持ちが、さらさらない支援員・事業所が多いようなのです。成果を出す必要がないで済ませられる構造なのかもしれません。やる気のない職員のいる「ハローワーク」みたいなものです。
新たに始まる「就労選択支援」は上手く機能するのでしょうか? 利用者がわずかでもお給料をもらえる仕組みになるのでしょうか?
「就労選択支援事業所」は、人の適性や能力を判断・応援できる優秀な支援員をそろえてください。一般企業にも通じる能力を持つ利用者さんにとっては、なおのこと大事な支援事業になりますから。
おわりに
「就労移行支援」が中途半端な支援だということをお分かりいただけたでしょうか。実態は、「就職浪人」でした。
きちんとした事業所もあるのかもしれませんが、僭越(せんえつ)ながらアドバイスをするとしたら、「親が主体になりましょう!」ということに尽きます。
子どもの一番の理解者は親ですから、事業所に違和感を感じたら、その悪徳事業所とは早めに手を切ってください!
相談支援事業所の相談員さんも仕事ができる人を選びましょう。私は、相談員さんには大変感謝しています。
「就労選択支援」が実のある障害福祉サービスになることを期待します。
最後までお読みいただきありがとうございました。